振替休日と代休の違い


◆法定休日と所定休日は違います

法定休日とは・・・
   ・労働基準法で「毎週少なくとも週1回の休日」または「4週を通じて4日以上の休日」を与えなければ
  ならないと規定されています。
  完全週休2日制だからといって、2日間が法定休日となるわけではありません。会社によっては水曜
  日を法定休日としているところもあります。
  必ずしも法定休日が日曜日とは限定されません。

所定休日とは・・・
 ・会社ごと就業規則などで定めている休日で、必ずしも法定休日とは一致しません。完全週休2日制
  では、どちらかは所定休日となります。
 

◆休日労働した場合、割増賃金が必要です

法定休日に労働した場合・・・
 ・割増率3割5分以上の賃金支払う

所定休日に労働した場合・・・
 ・法律上の規定は別にありませんが、注意が必要です。
  労働基準法第32条により、1日が8時間以上かつ週40時間以上労働させては いけないと規定され
  ⇒ 労働基準法第36条で残業させる場合は「時間外労働・休日労働に関する協定書」を監督署に
  提出すれば1日8時間・週40時間超えて労働させることができると規定されています。
  例えば、月〜金まで40時間以上の労働をして、かつ休日の土曜日も働くことになった場合、週40
  時間を超えて働くことになり時間外労働分の割増賃金が必要になります。この場合の割増賃金は2割
  5分以上の支払いとなります。もし、日曜日に勤務する場合は、3割5分以上の割増賃金を支払うこと
  になります。

          違い                  割増賃金
振替休日 あらかじめ休日と定めてある日を他の労働日と振り替えること 休日手当は不要となり、その週において法定労働時間を超えた場合は、その超えた部分について時間外手当(2割5分以上)が必要になります
代休 法定休日に労働させた場合に、その後代わりの休日を与えること その後、代わりの休日を与える与えないに関わらず、労働させた法定休日については休日手当3割5分以上必要となります



※ 違反した場合、6ヵ月以下の懲役又は30万円以下の罰金 労基法罰則